ジャーメイン良(ベガルタ仙台)

アメリカ人の父と日本人の母を持ち、類まれな身体能力を武器とするストライカー。

昨年の全日本大学選手権を制した流通経済大学からベガルタ仙台に加入したルーキーだが、昨年、既に仙台の特別指定選手としてリーグ戦やルヴァンカップでデビューを飾っており、今季はそのアドバンテージを生かして序盤から出場機会を掴んだ。

リーグ戦では2ゴール(PKによる得点を除けば1ゴール)とブレイクとはならなかったものの、先日の天皇杯準決勝では、仙台を初の決勝進出へと導く先制ゴールを記録している。

圧倒的なスピードによるドリブルと、鋭い足の振りから繰り出される強烈なシュートが特徴で、その風貌も相まって「和製オーバメヤン」とも評される。

大学時代の同期である守田英正は所属クラブのリーグ制覇に貢献し、日本代表にも招集されるようになった。かつてのチームメイトの大出世に刺激されないはずはない。