パトリック(サンフレッチェ広島)

2016年に負った全治8ヶ月の重症の影響で近年はフルシーズンのプレーがなかったが、今シーズンは累積による出場停止の1試合を除き全ての試合で出場を果たした。

開幕から異常なペースで独走したサンフレッチェ広島の原動力となり、コンスタントにゴールをマーク。6試合で複数得点を記録し、特に中盤戦は手が付けられない状態だった。

終わってみればキャリア最多の20ゴールで、チームのACL出場権獲得に大きく貢献した。

決して周りの助けに恵まれたわけではない。2トップの相方は最後まで固定されず、連携の構築に苦しんだことは20ゴールに対して自身のアシストが0だった事実が物語っている。

その分独力でのフィニッシュが多く、敵陣ゴール前での競り合いではほぼ無敵で、相手ディフェンダーを無効化していた。

それだけに終盤戦でゴールを奪えず、エースの不調に伴ってチームも大失速し、リーグ制覇と得点王を逃したことは非常に痛かった。中盤戦までならMVP筆頭であった。

Jリーグの年間表彰式「2018Jリーグアウォーズ」は本日18日に開催される。

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