エミール・スミス=ロウ(アーセナル)

グループEで順当に1位通過を果たし、さらに若手の積極起用も目立ったアーセナル。

ELを熟知したウナイ・エメリ監督によってピッチに送り出され、そして結果を残したことで、若手選手達は大きな自信を身につけたことだろう。

6試合で2失点(ベティスと並び出場48チーム中最少)という堅守が下支えとなり、中盤と前線で若手が躍動できる環境が作られたのは好循環だと言える。

そのガナーズで頭角を現したスミス・ロウは2000年生まれの18歳。

第2節のカラバフ戦では片道約4000kmの長距離移動をものともせずに初ゴールを決めるなど、2列目からの飛び出しで持ち味を発揮。グループステージでは2ゴールの活躍で若手の台頭の象徴となったのだ。