日本代表 2010-11 ホーム ユニフォーム

お披露目は2009年11月に敵地で戦った南アフリカ代表戦。そして、このキットを着た日本代表はW杯で躍進を遂げる。

基本スタイルは上から「青-白-青」だが、「オール青」の組合せも珍しくなかった。

ユニフォームに設定されたキーワードは『革命へ導く羽。』。ここで言う“革命”とは、岡田武史監督(当時)が目標に掲げた「W杯ベスト4入り」を指している。

エンブレムは1995年モデル以来となる「日の丸カラー」が復活。そしてエンブレム上の「日の丸」は、過去6代の代表ユニフォームの生地をリサイクルして作った糸が使われている。

adidasはこのユニフォームで、「フォーモーション」と「テックフィット」の2種類を用意した。従来のユニフォームに近い「フォーモーション」に対し、「テックフィット」は素材自体に伸縮性があり、なおかつ装着したTPUパワーバンドで締め付けるようにボディにフィットするタイプ。そのためシャツは小さめに作られていた。

画像の長谷部誠が着ているのが「テックフィット」。肩周りのバンドに特徴がある。長谷部のほかに長友佑都、岡崎慎司、大久保嘉人などが好んで着用していた。