テレビやメディアの巨大なプロモーションによって、野球がトップの座を奪い返したのだ。

「韓国MBC」のコメンテイター、ソウ・ヒョウウク氏はこう述べている。

「よかったワールドカップなど大きな出来事の後のいくつかの期間を除き、Kリーグが韓国のスポーツマーケットでトップだったことはない。

栄えているのは、国際的なサッカーだけだ」

長年、サッカー関係者たちは代表チームへの(ファンたちの)愛情を(Kリーグの?)試合に変えようとしてきた。だが、今のところそれは失敗している。

また、Kリーグではサムソンやヒュンダイなど国内最大級のコングロマリットが国内最大級のクラブを所有して財政的にも安定させてきた。

だが、こうしたモデルは日本がやっているような地元コミュニティとの密接な関係を築く必要性を減らしてしまった。

ショックな移転があったのだ。LGやSKコミュニケーションズはクラブを移動。それ以降、大きな移転はないが、ダメージはあった。このエピソードは地元ファンが重要ではないことを実証したのだ。

仁川ユナイテッドや城南FCのように自治体自体が保有し、資金提供しているクラブもある。論理的にはコミュニティとのかかわりに繋がるはずだが、意味のある方法でそれが起きたようには見えない。

より多くのファンをスタジアムに惹きつけるための問題は残ったままだ。

ソウ・ヒョウウク氏(韓国MBC)

「誰にも解決策が分からない。

どうやってKリーグがこの問題を解決するのかという問いに答えられる者は誰もいない。

我々はKリーグを助けうる様々な方法を試した。だが、また答えは出ていない」