ウスマヌ・デンベレの復活
2017年夏、バルサが当時のクラブ史上最高額でドルトムントから獲得したデンベレ。
ネイマールの後釜として期待されたが、シーズン序盤の重いケガによって、全く貢献できず。悪夢のような1年目になってしまった。
そういう経緯もあり、バルサは2018年1月にコウチーニョ、同年夏にマウコンを獲得。デンベレは今季も序盤は苦戦しており、規律面での問題もあったことから、退団説が囁かれていた。
だが、その不調から立ち直ると、主軸のひとりへと成長。ついにバルベルデ監督の信頼を勝ち取り、スターターとしての地位を掴んだ。それこそがコウチーニョがベンチに置かれている大きな要因だ。
デンベレがこの好調を続けている限り、コウチーニョはベンチを温めることになるだろう。ブラジル人スターの地位と給与を考えれば、それは理想的な状況ではない。別れることが双方にとって最善の利益になるかもしれない。