ルカ・モドリッチ
かなり奇妙なセレクトかもしれない。昨年世界最高の選手と評価されたモドリッチは、レアル・マドリーへの貢献度が非常に高い男だ。
しかし状況を深く見てみれば、それほど安泰ではないとも言える。2012年に加入して以来多くのタイトル獲得に貢献してきた。その試合のテンポを作る力とピンポイントのパスが重要な役割を果たした。
とはいえ、彼は今年34歳になることを考えれば、これから長期的な視野を持ってクラブを運営していくには厳しい。サッカーという観点からいえば、この夏を越えて彼を保持し続けることに良い意味をもたせることは難しいかもしれない。
今季はかつての素晴らしさと比べて波の多いシーズンになっており、これからは全盛期とも比較されていくだろう。昨年夏にはインテルへの移籍を希望しているとも伝えられていた。