ラウール・ヒメネス(ウォルヴァーハンプトンFW)
このメキシコ人ヒットマンは今季のプレミアリーグを席巻している。
ベンフィカからのローンでウルヴスに加入した27歳のストライカーは12ゴール7アシストをマークしているのだ(FAカップでも5戦3発)。
だが、得点だけでない総合的なプレーによって、今季リーグ最高のFWのひとりになっている。
1試合平均シュート数は3本。ロメル・ルカク(1.9)、ピエール・オーバメヤング(2.6)、ロベルト・フィルミーノ(2.1)を上回る数値だ。さらに、1試合平均のキーパスは1.2本で、これも、ルカク(0.6)、オーバメヤング(0.9)、フィルミーノ(1.1)を凌駕している。
その強さと身体的特性によって、完璧な9番になっているヒメネス。エアデュエルの勝利数(1試合平均2.3回)においても、オーバメヤング(1)、フィルミーノ(0.8)より高いスタッツを記録。このデータで彼より上なのはルカクだけだ。
ウルヴスが完全移籍での獲得を狙っているのは間違いないが、他クラブも放っておかないはずだ。