7日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグ、リヴァプール対バルセロナはサッカーの歴史に残るような試合となった。
アウェイでの1stレグを0-3と落としてしまい、逆転には最低でも4ゴールが必要という立場。もはや勝利は不可能であるように思われていた。
しかし開始直後の7分に先制点を奪取すると、後半に投入されたジョージニオ・ワイナルドゥムが2ゴールを決めて一気に追いつく。
さらにアレクサンダー=アーノルドのトリックCKからディヴォック・オリギが追加点をあげ、4-3と試合をひっくり返した。
攻撃陣が得点を獲ったからこその逆転であったが、その一方でGKアリソンもバルセロナが放つシュートを何度も弾き返していた。
1対1の場面でビッグセーブを連発し、クリーンシートを達成。ディヴォック・オリギやジョージニオ・ワイナルドゥムがピックアップされがちではあるが、アリソンもそれに匹敵するヒーローだったと言えよう。
【関連記事】「3点差からの逆転」を成功させるキーワード。CLでの3例に共通する“条件“とは
なお、アリソンはローマに所属していた2017-18シーズンにもバルセロナを相手に3点差をひっくり返す大逆転勝利を経験しており、まさにバルサキラーとなっている。