『Daily Mail』は8日、「バイエルン・ミュンヘンを退団する元フランス代表FWフランク・リベリは、オーストラリアに移籍する可能性がある」と報じた。
今季36歳になったリベリ。盟友アリエン・ロッベンとともに夏でバイエルンを退団することが決定している。
今後の去就については中東やアメリカのリーグが有力ではないかと言われていたが、今回のレポートによればオーストラリア・Aリーグでのプレーを検討しているそうだ。
挙げられている移籍先はウェスタンシドニー・ワンダラーズ。かつて小野伸二や楠神順平、田中裕介がプレーしたことで知られるクラブは、現在元ドイツ代表DFマルクス・バッベルが監督を務めている。
リベリの友人であるバッベル氏はかつてのインタビューで「リベリと連絡をとった」と話していた。
マルクス・バッベル
「もちろん彼と連絡はとった。『君が金を稼ぎたいのならカタールからどこかに行くべきだ。しかしロックスターになりたいのならオーストラリアに来い』と言ったよ」
これについて聞かれたリベリは以下のように話し、オーストラリアももちろん選択肢にあると認めたという。
フランク・リベリ
「みんな、僕がサッカーを楽しむためにやってきたことを知っているだろう。サッカーを愛しているんだ。
いいプレーができれば、自分の名前は素晴らしいものになり、そしてお金はそのあとから付いてくる。なにかをやるからお金が生まれる。金のためだけにプレーしてはいないんだ。
なぜバッベルのところに行ってはいけないんだい?わからないよ。多くの選択肢がある。どこに行くのか自分でも分からない」
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Jリーグという選択肢はないのだろうか…。