大迫 敬介(サンフレッチェ広島)
今大会で守護神を務めることになりそうなのが、19歳のGK大迫敬介だ。
彼は今年プロデビューしたばかりだが、J1開幕から無失点試合を連発。デビューから約3か月でA代表へ招集され、Jリーグ発足以降、10代でA代表に選出された最初のGKとなった。
大柄ながら運動能力が高く、守備範囲の広さやハイボールの強さ、足元の技術に優れる。この年齢にして穴という穴がなく、その盤石なプレーぶりはあのイタリア代表の守護神ジャンルイージ・ブッフォンを彷彿とさせる。
あの川口能活でさえ初招集は20代になってから。その事実だけでも彼がどれほどの選手なのか分かるであろう。新たなる「大迫ハンパない伝説」が今、幕を開ける。