25日に行なわれたコパ・アメリカ2019・グループステージ第3節。日本代表はベロオリゾンテにあるエスタディオ・ミネイロンでエクアドルと対戦し、1-1と引き分けた。

結果としてここで戦った両チームはどちらも決勝トーナメント進出を逃してしまったわけだが、『UOL』によればこの試合はなんと3つの記録を達成したのだという。

それは、残念ながら良い記録ではない。コパ・アメリカ2019での「最少観客数」「最小有料観客数」、さらにエスタディオ・ミネイロンの「リニューアル後最少有料観客数」を大幅に更新したのだ。

コパ・アメリカ2019はチケット価格が高額であることから集客に苦労しており、無料招待客の割合がかなり高くなっている。

そしてエクアドル対日本の試合では、総観客数が9729人、そして有料観客数はそのうち2016人しかいなかったそう。

これまでの最低記録がベネズエラ対ボリビアの試合で、同じくミネイロンで行なわれたイベントには1万1746人の観客、4640人の有料観客が入っていた。後者に至っては半分以下になったということに…。

そして、エスタディオ・ミネイロンが2013年にリニューアルされてから最も有料観客数が少なかったのは2016年のクルゼイロ対ヴィトーリアで、この際には2421人だった。こちらも400人以上更新する結果になっている。

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先週の土曜日にはCONMEBOLの会長アレハンドロ・ドミンゲスが「コパ・アメリカは成功していることが証明されている」と発言して話題になった。

しかし、全体的な観客数はそれほど伸びてはおらず、招待客の割合がこれほど多いなかでどこまで成功と言えるのか…。

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