今夏インテルから同じイタリア・セリエAの古巣カリアリへ期限付き移籍することになったラジャ・ナインゴラン。
昨季ローマから獲得されたばかりでありながら、アントニオ・コンテ監督が彼を戦力として考えていなかったことから追われるようにチームを去ることとなった。
『Corriere dello Sport』によれば、ナインゴランはカリアリ入団に際しての記者会見で以下のように話したとのこと。
ラジャ・ナインゴラン
「会長には感謝したいよ。なぜなら、彼はすぐにほとんど不可能なことをやってくれたからだ。
彼がオレを納得させてくれた。準備はできている。他のオファーもあったが、選択することは難しいものではなかった。
オレは解雇された。そしてインテルの決定を受け入れた。
彼らが間違っていたことを証明できるかどうか、それはオレのプレーにかかっているね。
オレがここに来たのは、我々の野心はもっと高く持てると思っているからだ。残留が最優先だが、我々は夢を追うことができる」
まだ保有権はインテルにあるにもかかわらず、リベンジを誓ったナインゴラン。彼らしい闘争心をカリアリでも見せてくれるだろうか。
彼の妻は現在癌との闘病中であり、イタリアを移籍先に選んだのはその理由も大きかったとのこと。