金井 貢史(サガン鳥栖)

昨シーズン途中に名古屋グランパスに加入してからは、直後にチームを7連勝に導くなど、大きな貢献を果たして主力に定着した。

しかし、今シーズンはリーグ屈指の実力者である吉田豊が移籍してきたことで出場機会が大幅に激減。FC東京から出場機会を求めて加入した太田宏介に押し出される形で、サガン鳥栖へ2年連続の夏移籍となった。

鳥栖ではすぐに出番を得ると、デビュー戦でロスタイムに勝ち越し弾をあげていきなりヒーローに。次の試合でもゴールを記録し、以降はすべての試合でスタメンを張っている。

第31節の松本山雅FC戦でも、残留争いのライバルから決勝弾を奪い、チームは残留に大きく前進した。ディフェンダーながら、ずば抜けた得点感覚に要注目である。