青木:あとイベントというと、以前、鹿島アントラーズの試合を見に行ったのですが、鹿島さんはうちと真逆なんだなぁと個人的に思いました。
うちはほとんどの試合でハーフタイムに、地元の子たちがダンスのパフォーマンスをするんです。40~50人くらい。
なかなか2,000~3,000人の前で自分のダンスを披露する場所ってありませんよね。なのでそれを励みに練習してくれていたりして。ダンスや太鼓など、日々いろいろな習い事をしてる人たちの「晴れの場」というか、そういう場所になっているのかなという想いがあって、そこは今治ならではなのかなと。
でも、鹿島さんの試合を見に行ったら一切そういうのがなかったんです(笑)。それはそれですごいなと。試合自体がエンターテイメントという意識がクラブに浸透してるんだなと感じました。
宮崎:Jリーグのクラブはあまりそういうのはないですね。だから今回、ハーフタイムにいろいろあってびっくりしましたよ。
――最近はJリーグもDAZN(ダゾーン)さんの影響か、芸能人の方などもよく見かけますね。今治も今回の試合に来られていたのは芸人さんでしたかね?
青木:はい。昨日の試合は吉本興業のたけだバーべーキューさんと、元NMB48メンバーの門脇佳奈子さんに来ていただきました。
本当はピクニックシートでバーベキューもやってもらう予定だったんですが、台風の影響でことごとく…。
――ちなみに今スタジアムの開門は試合の何時間前ですか?
青木:3時間前ですね。
――そうなると長いですよね。Jリーグはだいたい2時間前で、J1なんかになるとスポンサーさんのCMなどもあるので、秒単位で忙しいんですが。
青木:確かに鹿島さんの試合ではそんな感じでした。これまではJFLで自由度が高かったので、いろいろと挑戦させてもらいましたが、Jリーグに行くといろいろと制約が出てくるんだろうなとは思っています。
宮崎:Jの試合だとだいたい「後半まだかな~」って思うんですよ。それでビールなんかを頼んで待つんですけど、今治では今回、雨も降っていたのに長く感じなくて、あっという間に後半が始まりました。
例えばトラックがあると全然見えないんですけど、ここはピッチが近いじゃないですか。だからお披露目をする価値がありますよね。ここがプチ“檜舞台”みたいな。
青木:そうですね。前日にリハーサルもやっているので大変ではありますけど。
でも、子供たちは楽しみにしていて、それを小学校の詩とか作文に書いてくれたりするんですよ。そういうのを見ると、クラブが掲げる「心の豊かさ」みたいなものを感じますね。
彼らにはJ2仕様のスタジアムになっても「1万人の前で踊ってくださいね」と伝えているので、その子達のためにも実現できるように、僕たちも頑張り続けます。
――ありがとうございました!
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