「クロップ・ワールウインド」

2016年のEL、リヴァプールが1-3から4-3と逆転してドルトムントを撃破した。その際に『balls』でウリ・ヘセ氏はこう話した。

ウリ・ヘセ(ドイツの有名ライター)

「ジョゼップ・グアルディオラやルイス・ファン・ハールの系譜を次ぐトーマス・トゥヘルのような監督がいる。

彼らモダンサッカーの指揮者にとって重要なのは常に支配力であり、『いつもコントロールしなければならない、したがってボールを持たなければならない』である。

一方クロップのような男が好きなのはコントロール外のことで、それは情熱や感情だ。それは渇望からやってくるものであり、それがあるときにクロップのチームは最高潮を迎える。

頑張って、タックルをすることで、もはや戦術どころではない状況を作り出す。ドルトムントはこの『クロップ・ワールウィンド』に敗れたのだ」