グラフィッチ

職業:ゴミ袋のセールスマン

ル・マン時代に松井大輔と、ヴォルフスブルクでは長谷部誠や大久保嘉人とともにプレーしたブラジル人FWグラフィッチは、20歳を超えるまで真剣にサッカーをしたことがなかったという変わり種の選手だ。

それまでは何をしていたかといえば、アマチュアで草サッカーをしながらゴミ袋のセールスマンをしていたのだ。

「珍しいことではなかったよ。人々はまだ戸口ごとにゴミ袋を販売していた。僕はお金を稼ぐ必要があったし、それが仕事だった。その時間を忘れることはないし、多くのポジティブなことを学んだよ」とグラフィッチはいい経験だったと話している。