ケヴィン=プリンス・ボアテング
「恐がっている選手や話せる性格じゃない選手が多過ぎる。俺には800万人のフォロワーしかいないが、毎日フルでそれを使っていく。
君らには数千万人のフォロワーがいる。これは香水やスパイクの広告ではなく、Black Lives Matterのために関心を高め、本当の変化を作り出すために姿を見せる時だ。
全ての選手が耳を傾け、学び、行動することが必要だ。
Blackout Tuesdayなんて簡単さ。NO RACISMってTシャツもいいけど、もっとやろうぜ。黒人の歴史、黒人のアイドルたちが絶えてきた苦難を学んでくれ。
君らは世界最高の選手だ。君らにチャンスがないなら、誰にチャンスがある?」
「白人のみんなにもう一度言いたい、この世を変えられるのはあなたたちだ。
俺たちにはあなたたちが必要だ。特に今は。あなたたちは俺たちを助ける必要がある。
なぜなら、あなたたちは俺たちのような扱いはされたくないからさ。
『でも、all lives matterでしょ』って感じの人もいる。その通りさ。だが、燃えているのは黒人コミュニティだ。
もし俺の家が燃えていて、そっちの家が燃えていないなら、その時に大事な家はどっちだ?だから、火を消すのを手伝ってくれ。そうしたら、俺たちはどちらもいい家で暮らすことができる。
自分にはできないって思っている人にも何かできるさ。
実際、白人の友達から電車に飛び乗るみたいだからやりたくなかったと言われた。
俺はこう言ったよ。『それは君が飛び乗りたい電車さ!世界を変える電車だ!』って。
だから、君たちにもこの電車に飛び乗って欲しい。いつだってヘイトする人間はいる。いつだって批判する人間はいる。
でも、恐れなくていい。沈黙しないでくれ。一緒に立ち上がろう。
俺たちは一緒に立ち上がってくれることを知りたいだけだ」
また、ボアテングは「人種差別について自分のように話や感情がある人は大勢いる。彼らは新しい視点を与えてくれるかもしれない。彼らの声は沈黙している人に声を上げるための勇気を与えてくれるかもしれない」とメディアにも訴えている。