ケヴィン=プリンス・ボアテング

「今の俺たちは理解しているように見える。学んでいるように見える。だが、数週間で世界が忘れてしまわないかを心配している。

7月か8月には抗議が下火になり、メディアは話題にすることを止め、問題全てがフェードアウトしてしまうことを心配している。

2013年の時のように。だから、俺はこれを書いている。絶やしてはならない。

そのためには、俺たちは白人と一緒に立ち上がらなくてはいけない。

いまはBlack Lives Matterの動きにかなりの力がある。だが、それだけでは無理だ。この世界をコントロールしているのは白人だ。

体系的な人種差別をなくすことができるのも白人だ。だが、白い手が俺たちを抑えつけたままなら、チャンスはない。

だから、(白人には)自分たちも一緒だと俺たちと伝えてほしい。ジョージ・フロイド、黒人のコミュニティへの思いも。

実際に世界が俺たちの味方であることを知るためにね。多くの人がこれを変えたがっている。それが鍵だ。

俺は自分の役割を果たす。自腹を切らなければいけないならそうする。絶対に諦めない。だが、助けとサポートが必要だ。

適切にやっているアスリートたちもいる。だが、サッカー選手、クラブ、協会、ヨーロッパでは?

マーカス・ラッシュフォード以外にはあまりない。

今年初めにオーストラリアで大火災があった時には、皆が話題にして、とんでもない金が寄付された。素晴らしいことだった。

だが、今は?何も目にしていない。インタビューも話す選手も見ていない。

どこにいっちまったんだ?世界最高の選手たちは?」