新型コロナウイルスの影響で延期されていた2020年シーズンを先日開幕させた中国。

その中国の天津泰達との契約を「家族の事情」で解除したばかりだった元ドイツ代表FWサンドロ・ヴァークナーが現役引退を発表した。『Bild』によれば、このようなメッセージを出したという。

サンドロ・ヴァークナー

「フットボールがこんなにも素晴らしい人生をくれたことに心から感謝している。

全ての目標と夢を成し遂げることができた。代表チームのユニフォームを着るのは特に誇りだった。

この数日で多くのブンデスリーガクラブや海外クラブからオファーがあったのは本当に嬉しかった。でも、この決断は変わらない。

9月から監督になるための講習を始めたんだ。来夏に監督になるというのがプランさ。

今は自分が誰よりも感謝しなければいけない家族との時間を楽しみたい。

プロとしてプレーする自分は妻や子供たちと常に一緒にいることができなかったけれど、家族は常に寄り添ってくれた」

32歳のヴァークナーはバイエルンで育成された大型FW。巨体ながら裏抜けも得意とする有用な選手だった。

試合中に指がグニャリと折れ曲がるこんな衝撃シーンも話題に(以下動画は閲覧注意)。

指が大変なことに…これは痛々しい。

【関連記事】「驚きの理由で突然引退した5人の選手」

元ドイツ代表選手でいえば、29歳のアンドレ・シュールレ、32歳のベネディクト・ヘヴェデスも現役引退を発表したばかり。ヴァークナーもそれに続いたことに海外では衝撃が広がっているようだ。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」