2位:アントワーヌ・グリーズマン

加入時の移籍金:1億2000万ユーロ(およそ151.36億円)

2019年の夏にバルセロナが敢行した大型補強、それがグリーズマンだった。 ネイマールの売却益以上の金を使って後釜を探していたが、ようやくその目処がついた…と思われたが、そんなことはなかった。

アトレティコ・マドリーではクリエイティブなMFとセカンドストライカーのハイブリッドとして大活躍したが、その役割は大部分リオネル・メッシと被ってしまい、下位互換のような関係になっている。彼が使いたいスペースが使えないのは当然だ。

もちろん35試合で9ゴール4アシストという数字は悪くはないが、彼が入ってチーム全体が良くなるわけではなく、グリーズマン自身も不満を溜めているように見える。両者にとって、アトレティコに残ったほうが幸せだった…。