サッカー界で問題になり続けている人種差別。今年1月に行われたエスパニョール対アスレティック・ビルバオ戦ではイニャキ・ウィリアムスがその標的になった。

『AS』によれば、バルセロナ検察はイニャキに人種差別的な攻撃をした2人のエスパニョールファンを起訴したとのこと。

交代するイニャキに対してモンキーチャントなどがあったとされており、検察側は「人種差別的な理由で彼を辱め、尊厳を傷つけようとした意図のある叫びが浴びせられた」と主張しているようだ。

ヘイトクライムを取り締まるバルセロナ検察がサッカー場での選手に対する人種差別的侮辱で起訴するのは今回が初だそう。

【関連記事】独断で選ぶ!ラ・リーガ20-21「最高にかっこいいユニフォーム」10選

イニャキはSNS上で、「僕らは変化が必要な社会にいる。これもそのひとつだ。人種差別的攻撃をした人間を起訴した検察にはとても満足している」、「肌の色、人種、イデオロギーにかかわらず、我々は皆同じ。だからこそ、お互いを尊重しなければいけない」などとの声明を出している。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」