今年限りで中国超級リーグの上海上港を退団することを発表した元ブラジル代表FWフッキ。
34歳になった彼は再び欧州でのプレーに戻りたいと考えており、この冬の移籍マーケットでの動きが注目されている。
その候補の一つがプレミアリーグであると言われ、あのウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズも頭蓋骨骨折のラウール・ヒメネスの穴を埋めるために獲得を検討していると伝えられてきた。
しかし『The Atletic』によれば、その補強についてはほぼ不可能になっているようだ。
ウォルヴァーハンプトンはフッキ側からの売り込みを受けて検討は行ったものの、イギリスが1月から導入するEU離脱に関する新しい基準により、選手登録が不可能になるというのだ。
フッキはヨーロッパの5大リーグでプレーした経験がなく、しかもブラジル代表では2016年以来出場していない。さらに中国超級リーグからの移籍となる。
イングランド・プレミアリーグでは1月から外国人の選手登録に対してさらなる厳しい基準が設けられるため、フッキはそれらに合致しない状況にあるそうだ。
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フッキは現在トルコやポルトガル、スペイン、イタリア、ドイツからもオファーが来ていると明かしているが、どうやらプレミアでのプレーは難しくなってしまったようである。