リーグ史上最速で優勝を決めるなど、2020年のJ1で圧倒的な強さを見せた川崎フロンターレ。
史上最多となる9人が選出されたベストイレブンには、三笘薫も名前を連ねた。
大学ナンバーワンドリブラーとして川崎に戻ってきた23歳のアタッカーはルーキーシーズンながら13ゴールと大暴れ。ぬるぬるドリブルと評される独特のドリブルを持ち、縦への意識が高く緩急と技術を武器に突き進むことができる稀有なドリブラーでもある。
その三笘がDAZNの『やべっちスタジアム』のインタビューで矢部浩之さんと対面。
やべっちは「あまり日本人選手で見たことがない迫力がある。前への推進力というか、力が。名波さんが誰に似てんねやろと思った時に『あっ、カカみたい!』って」と本人に語りかけた。
日本代表で10番を長く背負った名波浩さんは、三笘の推進力は元ブラジル代表カカに似ていると感じているとか。
ただ、この話を聞いた三笘本人は「そんな迫力は出せないですよ(笑)」と謙遜していた。
そのカカは「僕の強みは0.1秒でトップスピードに到達できること」と述べており、全盛期は圧倒的加速力などのフィジカル、トップスピードでもブレないテクニック、そして、破壊的シュートを兼ね備える怪物だった。