アトレティコ・マドリーの女子チームに所属しているビルヒニア・トレシージャが、10ヶ月ぶりにピッチへと戻ってきたと話題になっている。

ビルヒニア・トレシージャは1994年生まれの26歳。10代からスペイン代表に招集されていた守備的MFで、この若さで65capを保有している選手だ。

2012年からプレーしていたバルセロナではリーグ3連覇を達成するなど多くの栄冠に恵まれ、2015年にはフランスの強豪モンペリエに移籍していた。

そして2019年にはスペインへと復帰しアトレティコ・マドリーに加入。リーグ優勝を果たしたばかりのチームで中心選手になっていた。

ところが昨年5月、彼女は病院での検査で脳腫瘍が発見されたと発表。その後すぐに手術を受け、それから厳しい化学療法での治療を行っていた。

長い療養生活を経て、彼女は今月ようやくアトレティコ・マドリーの施設を訪れてジムトレーニングを開始。仲間の大きな拍手で迎えられたという。

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2023年には次の女子ワールドカップ開催が控えており、そこに向けてビルヒニア・トレシージャの新たな戦いがスタートする。

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