先日行われたタジキスタン戦では4-1と勝利を収めることに成功した日本代表。15日にはワールドカップ2022・アジア二次予選の最終節となるキルギス戦を迎えた。

消化試合であるという点も考慮され、日本は昌子源や中谷進之介、坂元達裕、オナイウ阿道などが先発出場し、左サイドのウイングを浅野拓磨が務めるというシステムであった。

対するキルギスは5バックの形でディフェンスを固めてきたものの、それほどクロスへの強さやライン形成の徹底はされておらず、穴は少なくなかった。

前半開始から積極的に最終ラインのギャップを作り出して外側の裏を狙う日本は、多くのチャンスを作り出してゴールに迫っていく。

そして26分には山根視来のクロスにオナイウ阿道がヘディング、これがDFアクマトフの手にあたってハンドとなり、PKをオナイウが決めて先制点を奪取した。

さらに31分には右サイドを川辺駿が自ら突破してスペースを破り、そのクロスがアクマトフに当たったところをオナイウ阿道が押し込んで追加点。

33分には左サイドからのクロスボールをオナイウ阿道がヘディングで合わせ、前半のうちにハットトリックを達成することに成功した。

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ただ、前半終了間際にはアリクロフとのマッチアップで守田英正がPKを与えてしまい、ムルザエフのシュートで2点差に迫られてしまう。その流れで入った後半はややキルギスにチャンスを与える場面もあり、日本は前半ほどの勢いが見られない立ち上がりに。

しかし、選手交代を行い3バックに変更した日本は、72分にようやく追加点を奪取。坂元のコーナーキックから途中出場の佐々木翔がヘディングを叩き込み、再びリードを3点に広げる。

さらに77分にはカウンターから古橋亨梧が素晴らしいドリブルで持ち上がり、そのスルーパスから抜け出した浅野拓磨が追加点を奪取した。

そして試合は5-1というスコアで終了。アジア二次予選の残り2試合では連続失点を喫してしまったとはいえ、日本は全勝でグループを終えることに成功した。

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