なでしこジャパンの一員として女子ワールドカップにも出場した経験を持つ横山久美がトランスジェンダーであることを告白した。
横山は代表戦43試合17ゴールを記録。27歳になった現在はアメリカのクラブでプレーしている。
このほど、元なでしこの永里優季のYoutubeチャンネルで「将来、サッカーをやめて男になって生きていきたい」と明かしたのだ。
日本よりもオープンな空気がある海外での経験やそこで暮らすトランスジェンダーの選手に影響を受けて公表することを決めたそう。
永里だからこそ聞けたはずの生理や乳房(20歳の時に切除)についてやこれまでの生きづらさについても包み隠さずに語っている。また、現在交際している恋人も姿も公開しており、その決意のほどが窺える。
【写真】なでしこジャパンは何位?女子W杯の最高ユニフォームTOP20
現役選手がここまでオープンに語ったことがなかっただけに、その言葉は心に響くものがあるはずだ。