EURO2020の試合中に突然倒れたデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン。
心停止を起こしていたが、迅速な心肺蘇生によって救命され、すでに退院している。
そうしたなか、ハンガリー下部リーグで18歳の選手が急死する悲劇があった。亡くなったのは、アンドラーシュヒダに所属していたヴィクトル・ヘゲドゥシュさん。
クラブによれば、彼は練習中に突然意識を失って倒れたという。すぐに駆け付けたチームメイトや監督は救急車が到着するまでに心臓マッサージと除細動器による蘇生を試みたそう。救急車の到着後も懸命な救命措置が行われたものの、命を救うことはできなかった。
現地メディアによれば、練習施設には除細動器が設置されており、迅速な処置が行われたほか、救急車も数分で到着したものの、彼を助けることはできなかったという。
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突然兄を失った弟は「むせび泣く母が兄の亡骸を抱きしめていた。誰にもこんな経験はしてほしくない。僕と兄はいい時も悪い時も一緒だった。いつもお互いを頼りにしていた」と悲しみに暮れているそう。
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