サッカー界では選手や監督の移籍は付き物。そして、時には新しいクラブに移った指揮官が「弟子」を引き抜くことも。

今回は「名監督が2回以上獲得した愛弟子選手」をいくつかピックアップしてみよう。

ティエリ・アンリとアーセン・ヴェンゲル

クラブ:アーセナル×2

モナコでプロデビューを果たしたティエリ・アンリ。キャリアのスタートはサイドハーフとしてのプレーだったが、当時監督を務めていたヴェンゲル氏は当初からストライカーとしての才能を感じていたという。

その後ユヴェントスに行ったアンリはイタリアで苦しむ。アーセナルの監督に就任していたヴェンゲル氏はついに彼をストライカーで使うために獲得し、プレミアリーグ屈指の点取り屋に成長させた。

アンリはのちにバルセロナへ移籍するためアーセナルを離れたが、アメリカに渡ったあとの2012年に短期間だけ復帰。ヴェンゲル監督は退団から数年が経過した愛弟子を快く受け入れた。