財政難のためにリオネル・メッシやアントワーヌ・グリーズマンらを放出したバルセロナ。

ラ・リーガ第5節グラナダ戦では、ジョルディ・アルバが欠場し、ジェラール・ピケもベンチスタートとなり、スタメンで30代の選手はセルヒオ・ブスケツだけ。20歳の若手を4人起用したことで平均年齢は24歳という若さになった。

また、Optaによれば、この試合のバルサは驚きのスタッツも記録していたそう。クロスの数が54本に達しており、リーグ戦ではクラブ史上2番目に多い数だったのだ。

この日のバルサはメンフィス・デパイ、フィリペ・コウチーニョ、ユスフ・デミルという前線だったが、後半から長身FWルーク・デヨングを投入している。

開始2分で先制されたバルサは後半45分になんとか追い付き、1-1の引き分けに持ち込むのが精いっぱい。

『Marca』によれば、解任も噂されるロナルト・クーマン監督は「8年前のバルサとは違う」と話していたそう。

ロナルト・クーマン(バルセロナ監督)

「(プレースタイルについて)

それは欠場中の選手や突出した個人技を持つ選手次第でもある。

スカッドリストを見てくれ。我々はやるべきことをやった。ティキタカ用の選手はいなかった。

自分たちのスタイルでプレーする必要はあるが、試合に変化が必要な場合はそうしなければいけない。サイドを中心にしなければいけないならね…。

いい試合だったと思う。もう少し時間があれば、勝てた。

前半は4-3-3だったが、それを変える必要があった。修正しつつ、ベンチメンバーで同点を狙うために。

今日のバルサは8年前のバルサではない。

バルサなスタイルでプレーしたが、サイドにスピードがなかった。

コウチーニョは中に入るし、デミルはあまり深く行かなかったのでね。そういうことだ。

異なるタイプのアンス(・ファティ)やウスマヌ・デンベレならもっと深さが出る…。

だが、彼らはいないので、代わりを探す必要がある」

ファティやデンベレだけでなく、セルヒオ・アグエロやペドリも離脱中のバルサ。

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この日のメンバーでベストな戦いをしたということのようだ。

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