「完璧なマシーンのようだったよ。自由はないけれど、誰もが自分がやらなければいけないことを分かっている。
それが僕をすごく助けてくれた。例えば、自分がアシストやいいパスを出したい場合、(一緒にプレーするチームメイト)次第のこともあった。
僕が一緒にプレーするのが大好きなペドロは、(相手の)裏に走り込む。彼とのプレーは大好きなんだ。
あのチェルシーには多くのペドロたちがいた。どう走るのか、いつ走るのかを、コンテがきっちりと教え込んだからね。
ウィリアンはたくさん走るようになった。ミシ・バチュアイやジエゴ・コスタもね。足元でプレーしたがるエデン・アザールさえも裏に走り込んでいた。
マシーンは完璧に機能していたよ」
コンテ監督は、選手の感性や個性を排除したマシーンのようなプレースタイルを志向していたそう。
【動画】天才セスク、世界最高レベルだった背後へのミリ単位パス
当初はそれに面食らったというセスクだが、裏に走る選手が増えたことで結果的に大いに助けられたという。