15日にカンプ・ノウで記者会見を行い、現役を引退することを発表したアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ。

10月に行われたアラベス戦で体調不良を感じ、心臓に不整脈を抱えていることが判明。その後経過が観察されていたが、病気を理由にピッチを離れることを決断した。

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アグエロは2004年にも不整脈を起こしたことで手術を受けていたが、それが17年の時を経て再発したのだという。

『Mirror』によれば、その際に手術を担当したロベルト・ペイドロ医師がラジオのインタビューに答え、以下のように話したそうだ。

ロベルト・ペイドロ医師

「彼の心臓のある部分に、1mmにも満たない小さな傷がある。それが邪魔をして不整脈を起こしているのだ。

かつてカテーテルを使った手術で、その不整脈を起こしている部分を焼いた。

しかしながら、ハイパフォーマンスのスポーツは精神的および肉体的に大きなストレスがかかる。それを1日に何時間も行わないほうがいい。それが私たちのアドバイスだ。

彼はスポーツをすることはできる。普通の人々と同じように普通の生活を送ることはできる。しかし、サッカー選手は違ったタイプの人生を送っているものなのだ。

2004年に彼の心臓を手術したときに問題の箇所は焼いたが、今回は全く関係のない別のものだ。良性のものでもない。

最も普遍的なシナリオで言えば、その小さなキズはある時点で感染したウイルスによって生成されたもので、以前は検出されていなかったというものだ。

しかし、それは新型コロナウイルスや新型コロナウイルスワクチンとは何の関係もないだろう。

彼がプロサッカー選手を辞めるのが最善の選択だ。最も賢明な決断であろう。プレーを続けても二度と不整脈は起こらないかもしれないが、我々はそれを確信できない」

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