吉田麻也と冨安健洋という守備の軸2人を欠くことになった日本代表。

キャプテンである33歳の吉田は精神的な主柱でもあり、その貢献度は計り知れない。ここ数年の日本は彼に頼ってきた部分もある。

ここでは、そんな吉田の後継になれるポテンシャルを持ったCBたちを取り上げたい。

板倉 滉(シャルケ)

吉田のポジションに最も近い位置にいるのが板倉であろう。

川崎フロンターレの下部組織で英才教育を受けた大型DFは、あのマンチェスター・シティに買い取られた後ローン先のフローニンゲンで成長。今季ドイツ2部ではあるものの、名門シャルケ04でレギュラーを張っている。

1vs1の守備に定評がある他、空中戦にも非常に強い。また足元が器用で守備的MFでのプレーも難なくこなすことができる。

精神的にもタフで能力だけでいえば吉田と遜色のない存在であり、今回の代表戦がターニングポイントになる可能性もあるだろう。