これまで数多くの有望な若手選手を輩出してきたバルセロナ。そのユース寮は「ラ・マシア」と呼ばれ、スペイン全土からタレントが集結する。
『Mundo Deportivo』によれば、バルサは指導者育成のための監督版「ラ・マシア」を作る予定だそう。
クラブは選手だけでなく、指導者の重要性も認識しており、その能力を最大限に発揮できるようにするためのツールなどを提供するコーチアカデミーを創設する予定。
指導者をトレーニングするために、技術・戦術、フィジカル、メンタル、メディカル、リーダーシップ、コミュニケーションの各分野の専門家たちが配置される。
このプロジェクトは各指導者が選手とスタッフという2つのグループのリーダーになることを基本としている。その2つのリーダーシップを発揮させるための最大限のツールと知識と提供するとのこと。
この革新的なコーチ養成の方法論は、各指導者の潜在能力を最大限に引き出しつつ、可能な限り優れた状態でトップチームに到達させることが目的。当然ながら、誰もがトップチームに到達できるわけではないが、リザーブやユースチームなどどのレベルでも同じ方法での実現が可能とのこと。
バルサはこのプロジェクトを来シーズン中に実施する予定で、今年末にはコーチアカデミーが発足する可能性があるそう。