欧州各地で行われるUEFAチャンピオンズリーグのラウンド16。
マンチェスター・シティは10日にスポリティング・リスボンとの2ndレグを戦う。ただ、DF陣に離脱者が相次いだことで、起用できるトップチームの選手数は14人になってしまった。
ジョアン・カンセロは病、ナタン・アケとルベン・ディアスは怪我だが、カイル・ウォーカーは出場停止。彼は昨年末のRBライプツィヒ戦でアンドレ・シウヴァを後方から蹴り飛ばして一発退場になり、3試合の出場停止を食らった。
クラブは処分不服として控訴したが、グアルディオラ監督はそれに同意しなかったようだ。『Guardian』によれば、ペップはこう語ったという。
ジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ監督)
「彼は3試合の出場停止がふわさしい。
選手がバカなことをした場合は(罰せられるのは)当然だ。
私はああいう行為をしたカイルに優しくしない。いまだに彼に対して非常に怒っている。
カイルは我々にとって非常に重要なんだ。マンチェスター・ユナイテッド戦でのプレーを見ただろう。
だが、あのライプツィヒ戦はすでに決勝トーナメント進出が決まっていた。その80分にあんな行動をした。
クラブは控訴したが、私はそれに同意しなかった。
他の似たようなケースでは、2試合だけだったから、クラブは控訴せざるを得ない。
だが、彼は3試合の出場停止がふさわしい。彼には今後のために学んでほしい。
起用できる選手が14人しかいない。カイルの出場停止やジョアンの病などいくつかの問題を抱えている。守備ラインにやや問題がある。
1stレグでは5-0と素晴らしい結果を収めたが、まだ終わってはいない」
大事な選手だからこそ、意味のない場面での愚行で退場になったことに怒りを感じているようだ。
【動画】こりゃひでぇ…ペップも怒り心頭!ウォーカーの愚行蹴り飛ばしシーン
なお、2ndレグでは、右からジョン・ストーンズ、フェルナンジーニョ、エメリク・ラポルト、オレクサンドル・ジンチェンコという4バックを起用する可能性があるとのこと。