今週もお届けする「原一樹のフットボール研究所」。FMおとくにで毎週水曜日20:30~20:58に放送しているラジオ番組「フットボールラウンジ」との連動企画です。

清水エスパルス、浦和レッズ、京都サンガ、ギラヴァンツ北九州、カマタマーレ讃岐、ロアッソ熊本、そしておこしやす京都でプレーし、昨年限りで現役を引退された原一樹さんに毎週お話を伺います!

現在は京都に本拠地を置いて活動している原一樹さんが、毎週の京都サンガFCの試合をレビューし、「MY MVP」を選出する連載コーナーです。

今回は、4月2日に行われたヴィッセル神戸戦をレビュー!

――京都サンガは先週末にヴィッセル神戸とのアウェーゲームを戦いました。初瀬亮選手に先制点を許しましたが、その後荻原拓哉選手、宮吉拓実選手、さらに最後に山田選手がゴールを決めて逆転。開幕戦以来の勝利となりました。

本当に素晴らしいゲームでした。コロナの影響で試合の間隔が空きましたが、選手一人一人運動量がありましたし、いい準備をされてきたんだなと思います。

セットプレーもデザインされている場面が多かったので、あの期間を良いリフレッシュに変えて、練習できるようになってからもしっかりとトレーニングができたのかなと感じましたね。

得点も京都が狙っていた形だと思いますし、相手のボール支配率が上がってしまうことは予想していた中での対策でした。J1の舞台でもやりたいことをしっかりとやれていますね。

――センターバックが麻田選手と井上選手のコンビに変わりましたね。

この2人のパフォーマンスもすごく良かったですし、誰が出ても京都サンガの戦い方ができますね。「みんな輝け」というスローガンが生きていると思いますし、これはスタメンを決める監督も常に悩まされるなと感じますね。

一人一人の能力が高いですし、やろうとしていることの全てを選手が理解しています。誰が出ても同じパフォーマンス、同じチーム力が発揮できる。チームの総合力はとても高いレベルにあると思います。