プレミアリーグとFAカップの舞台で激突したマンチェスター・シティとリヴァプール。

シティはUEFAチャンピオンズリーグでアトレティコ・マドリーとの激闘を制したばかり。

そうしたなか、両チームとの対戦経験があるトロイ・ディーニーは『The Sun』のコラムでこう綴っていた。

トロイ・ディーニー

「ディエゴ・シメオネの選手たちが大柄な相手ではなくフィル・フォーデンのような小さい選手をターゲットにしていたのは、とても臆病に見えたね。

俺だって聖人君子じゃないが、アトレティコの選手がやったように相手に唾を吐いたことなど一度もない。

だが、シティはピッチ内外でやわではないことを見せつけたよ。

特にカメラに映らないトンネル内では試合前後に様々なことが起きる。

正直、俺はペップ・グアルディオラのチームがトンネル内ではどの相手よりも威圧的だと感じた。

それは彼らがアグレッシブなプレーをしているからではない。

ロイ・キーンとパトリック・ヴィエラが試合前に互いに怯えさせようとしていたようなものでもない。そういうものは怖くない。

バーンリー戦でトンネルに並ぶと、188cm以上の大男たちが『やってやる』と大声で叫ぶ。それは別に怖くない。

だが、ケヴィン・デブライネのような選手と対戦する時、試合前に『トロイ、子供たちは元気?』と笑顔で話しかけられたら…それはもう威圧的だ。

これから戦争で闘うのに楽しそうに口笛を吹いているようなものさ。『俺はサッカーがうまい。君とやっても汗すらかかない』と言っているようなものだからね。

リヴァプールも同じだ。トンネル内でサディオ・マネからイスマイラ・サール(ワトフォードのセネガル人FW)をよろしく頼むねと笑顔で言われたことを覚えている。

彼はサールがどれほどいい子なのかを伝え、実際の試合には全く無関心のようだった。

対戦相手から叫び声を浴びせられたり、フィジカルを誇示されるよりも、はるかに心をかき乱される」

試合前に整列した際、露骨に威嚇されるよりも余裕をもって対応されるほうが格の違いを見せられているようではるかに嫌だったそう。

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そういう意味でマンチェスター・シティやリヴァプールは威圧的だと感じていたそう。

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