――相当枚数購入する予定という人の話がありましたが、1枚だけ買ってみるという人もいるかと思います。少ない枚数でも参加しやすい工夫などはありますか。

倉林:ものによるのですが、「この投票には何票まで有効」などの上限をつくります。もしくは、下限で「何枚以上持っている人だけ参加できる」とか。両方とも可能性としてはあると思っています。

――Jリーグでは既にトークンを発行しているクラブもあります。このようなトークンとFCRコインの違いは何ですか。

倉林:根本的に、我々のFCRコインは、金融庁にもしっかり審査してもらって認めてもらっている「暗号資産」となるので、値上がりや値下がりもありますし、地域通貨として決済に使えるというところも出てくると思います。

そういう意味でまず、暗号資産であるかどうかが一番の大きな違いかなとは思っています。

その上で、FC琉球という1クラブだけで使えるトークンという枠組みでもなくて、将来的には沖縄の広い範囲で、さらに発展してアジアの国でも使ってもらえるような流通の仕方を狙っているところが大きな違いです。

FCRコインを通じた提携

――将来提携するチームを増やすという話も聞きました。これはサッカーのチームに限定されているのでしょうか。

倉林:FCRコインの構想としては、まずは沖縄県内のクラブで、サッカークラブ以外の提携というのも当然あり得るかと思っています。例えば、沖縄県内にあるフットサルチームやハンドボールチーム、ビーチサッカーチーム、陸上チームなど。様々なところでFCRコインが使える枠組みがつくれると思っています。

その後、アジアへの展開を考えていますが、そこはある程度システムのアップデートも必要になってくるので、スケジュールを合わせながら展開していきたいと思っています。

サッカーをベースにしたコインになりますが、FC琉球を軸にして沖縄で流通するコイン。そこからさらに発展してアジアで流通するコインというふうにしていきたいです。

※多数のIEO申込みに対し、感謝の意を込めた無償配布も実施中。「FCRコイン」のIEO参加は5月18日(水)14:59まで!

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