「PR」フランス首都を拠点にするPSGは、1970年創設と歴史は浅いものの近年豊富な資金力を背景にサッカー界の勢力図を塗り替えようとしている。

そこで今回は、そんなPSG歴代最強の外国人アタッカーたちを取り上げてみよう。

ロナウジーニョ

ロナウジーニョがPSGに加入したのは2001年夏、21歳の時。厳密には“超大物”になる前の段階だったがその才能は明らかだった。

ルイス・フェルナンデス監督(当時)との確執、派手な夜遊びなどスキャンダラスな報道も絶えなかったが、試合に出ればまさに別格のプレーでファンを酔わせた。

「3R」の活躍で頂点に立った日韓ワールドカップは、そのパリでのシーズン終了後のこと。パリとセレソンでの実績をひっさげ加入したバルセロナで、名実ともに世界最高のサッカー選手となっている。

当時PSGに在籍した現アーセナルの指揮官ミケル・アルテタは「ロナウジーニョ加入前のPSGとバルセロナは歴史上最も酷い状態にあった。彼がそれを変えた」と称賛している。