14日にパナソニックスタジアム吹田で行われるキリンカップの決勝戦、日本代表対チュニジア代表。
この6月の4連戦では最後となる試合であり、海外組の選手たちもこれを終えれば休暇に入るということで、シーズンの締めくくりの90分である。
怪我で今季後半戦のほとんどを逃してしまった冨安健洋は、この代表合宿の中で全体練習に復帰。チュニジア戦に出るのかどうかが注目されていた。
それについて、森保一監督は以下のように話していた。
森保一
「冨安ですが、長期離脱しているなかで今回の活動になり、試合にも出られるかもしれないという中で準備してもらっています。
明日の試合に向けては全体練習に合流していますので、出られる可能性も考えて相談したいと思います。
しかしいきなり国際試合のインテンシティの中で、長期離脱から2~3日の練習でできるかどうかというのはリスクになるので、そこは慎重に考えたいです。
どこで使えるかは決まっているわけではないですが、センターバックも右サイドバックも、もし使えるなら考えたいです。
センターバックでは代表でも数多くプレーしているので、今後右サイドバックというのも考えていきたいと思います。
本大会でも可能性はあります。センターバックでは吉田麻也、板倉滉、谷口彰悟、伊藤洋輝とハイパフォーマンスを見せてくれています。
そこで冨安や他の選手が右や左、ボランチでもプレーしたことがあります。クラブでのポジションを代表で生かすという部分で、選択肢にもなると考えています」