報道によれば、バルセロナはセビージャのフランス代表DFジュール・クンデの獲得が間近になっているようだ。
今夏注目の選手の一人であったクンデ。ボルドーで若くして大ブレイクを果たし、スペインにやってきてからもすぐセビージャの中心となった。
右サイドやセンターバックを起用にこなし、高い身体能力とスピードを兼ね備え、さらに攻撃面でも貢献できるという応用力を持ち、バルセロナとチェルシーが熱心に獲得を狙っていたという。
ただ今回『AS』や『Sport』など複数メディアが伝えたところによれば、バルセロナが彼の獲得に合意したとのこと。
移籍金についてはおよそ5000万ユーロ(およそ69.1億円)。さらにボーナスとして最大1000万ユーロ(およそ13.8億円)が加わるという条件で、そのうち500万ユーロ(およそ6.9億円)はかなり簡単に達成できるものだという。
契約期間はすでに2027年6月30日までの5年間で合意しており、あとは細かい条件についての交渉と公式発表を待つのみであるとのことだ。
セビージャはチェルシーとの間で取引に合意していたものの、クンデ自身がバルセロナへの移籍を希望していたため、そちらとの交渉を進めなければならなくなった…とも伝えられている。
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バルセロナは今夏すでにフランク・ケシエ、アンドレアス・クリステンセン、ラフィーニャ、パブロ・トーレ、ロベルト・レヴァンドフスキを獲得しており、クンデが加入すれば6人目の補強となる。