昨年から横浜FCでプレーしているGKスヴェンド・ブローダーセン。
今季も正GKとして起用されているが、V・ファーレン長崎戦でアクシデントに見舞われた。
前半終盤、相手との接触直後に意識を喪失。救急車で緊急搬送されることになったのだ(動画3分19秒から)。
その後、横浜FCは声明を発表。「精密検査の結果、脳震盪と診断されました。現在は容体も安定しているため、宿泊先のホテルにて経過観察を行っております」とのことで幸いにも大事には至らなかった。
試合は0-2で横浜FCが勝利。横浜FCは、残り4試合となったJ2で首位アルビレックス新潟と勝点で並ぶ2位につけている。
四方田修平監督は、アウェイに駆けつけたサポーターに感謝しつつ、「チームの成長を非常に感じる試合でした。勝つことができたことは非常に良かったですが、まだ厳しい試合が4試合続くので、毎回になりますけど決勝戦のようなつもりでしっかりと準備をしたいと思います」と話していた。
追記:その後、ブローダーセンは「少し仮眠を取りましたが、今は、回復しています。グラウンドの上、スタジアムの中の人々の助けが、私に力を与えてくれました。このような日本の思いやりのある素敵な文化に、感謝します。長崎の残りのシーズンの活躍と、都倉選手、米田選手の復帰を願っています」とSNS上でコメント。また、励ましの声に対する感謝も綴っている。