――8月27日の名古屋グランパス戦ではガンバでの初ゴールを記録されました。東口順昭選手のロングキックを収め、そのままゴールという、ベルギーリーグのFWでよく見るようなゴールでしたね(笑)。
最初は収めて味方に展開しようかなと思っていたが、中にコントロールした時にボランチのプレスバックも甘く、センターバックもそこまで来ていませんでした。「あ、打てるな」という感覚でただ振り抜いただけです。
――あのコースは見えていた感じですか?
見えていたというよりはイメージですね。ゴールはほとんど見えていなかったです。「この辺に」という感じでした。
――ガンバ大阪のファン・サポーターに向けて終盤戦へのメッセージをいただけますか?
本当にここまで苦しい想いをさせてしまって申し訳ない気持ちです。でも僕らは絶対最後の1分1秒まで信じて走り続けるので、サポーターの皆さんにも信じてついてきてほしいなと思います。
南野拓実は「中央で良さを発揮する選手」
――最後に、日本代表の話をお願いします。武蔵選手が最後に招集されたのは2020年11月でした。そうしたなかで、今の代表チームをどんな感じで見ていますか?
個人の能力がすごく高いと思います。有力クラブでプレーする選手が増えてきて、やはり個人の能力が高くなっているからこそチーム力がすごく上がってきていると思います。日本サッカーの育成からの成長というのをすごく感じます。
――2ヶ月後に迫ったカタールワールドカップではどんなところに注目したいですか?
日本の個人の能力がどこまで世界に通用するかすごく楽しみです。強豪と対戦するグループステージの中で、戦術云々よりも個人の能力でどこまでいけるのか。そこが僕的にはすごく楽しみというか見たいところですね。