――武蔵選手といえば、高田明社長のモノマネも大きな話題でした。あれはどんなきっかけでモノマネされたんですか?
高校の時からやっていて、当時は「似てないモノマネ」で笑いを取っていたんですけど、高田社長のだけは声の波長が合ったのか分からないですけど「めっちゃ似てるじゃん」と言われていました。そこから何か一発芸を振られたらそれをやったりしていたんです。
それで長崎のスポンサーを高田社長がやることになって、「いつか行けたらいいな」と思っていたら、本当に長崎へ行くことになって(笑)。お会いできて嬉しかったですね。
※アルビレックス新潟時代に始まり、長崎ではもちろん、札幌へ移籍してからも“持ちネタ”として重宝された。ガンバでもいずれ…。
――翌2019年、北海道コンサドーレ札幌へ移籍してそこでも活躍されました。現在も監督を務めるミシャ・ペトロヴィッチ監督からも様々な指導を受けたのかなと想像するのですが、印象に残っている言葉などがあれば教えてください。
最初札幌へ行ってなかなかうまくいってない時、ミシャさんが「お前のキャリアは保証するから、毎日楽しく笑顔で練習していれば大丈夫だよ」と言ってくれました。
それでだいぶ楽になりましたね、自分の中で。ミシャさんに言われたというのが一番大きかったです。
――今でも印象に残っているのが、清水エスパルス戦での直接フリーキック。本当にスーパーゴールで、その直後の移籍でした。あの時期は本当に調子が良かったのでは?
調子はすごく良かったですね。4試合で5点を決めてという感じだったので。本当に良いシーズンを送れていました。まあコロナで中断しちゃっていましたけど。
――直接フリーキックはかなり練習されていたんですか?
たまに福ちゃん(福森晃斗)に教えてもらいながら蹴っていました。
――福森選手からはどんなアドバイスを受けました?
「自分のフォームをあまり崩さずに」みたいな感じですね。「蹴り方はそれぞれあるから」と。それで「ちょっと落とす」みたいな。
福ちゃんもたぶん天才型なのであまり教えるのはアレだと思いますけど(笑)、一緒に練習していました。