中東で初となるFIFAワールドカップを開催するカタール。
『POLITICO』によれば、カタールの首長は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領のワールドカップ支援を賞賛したという。
ロシアはウクライナへの軍事侵攻によって、FIFAやUEFAから追放処分を受け、今大会のワールドカップ予選から排除された。
そうしたなか、カタールとロシアの両首脳はカザフスタンでのサミットで会談。そこでカタールの首長シャイフ・タミーム・ビン・ハマド・アル・ターニーはこう述べたという。
「ロシアが2018年W杯で大成功を収めた後、ロシアの友人たちはカタールに素晴らしい支援を提供してくれた。特に2022年W杯組織委員会での組織面で」
「我々はそのことに感謝しており、この関係を誇りに思う。それはW杯終了まで続くだろう。
お会いできてとても嬉しい。大統領、ありがとう」
一方、プーチン大統領は「W杯の準備経験を伝えるという点で出来る限りのことをしている」と返答。
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そのうえで、首長のロシア訪問を楽しみにしているとも述べた。