今季はプレミアリーグで9位と苦しい戦いが続いているリヴァプール。
1-0で敗れたノッティンガム・フォレスト戦に続き、ホームで行われたリーズ戦にも1-2で敗れてしまった。
これでアンフィールドでのプレミア無敗記録は29でストップし、2021年3月以来となるホームでの黒星を喫している。
また、フィルヒル・ファンダイクが続けていたホーム無敗記録も終焉。リヴァプール加入以降、アンフィールドでのリーグ戦では70試合無敗(59勝11分)だったが、その記録がついに潰えた。
この日は1-1で迎えた後半44分にペナルティエリナ内での守備にもたつき、終了寸前に決勝ゴールを奪われる痛恨の展開。
【動画】リヴァプール絶望…アリソンが悔やんだ問題の失点シーン
試合後、ユルゲン・クロップ監督とGKアリソンはこう話していた。
ユルゲン・クロップ
「これは後退だ、間違いなく。
とてもいい入りをしたと思ったが、(前半4分に)気まぐれなゴールを奪われた。
同点に追い付いたものの、なぜか安定を取り戻せなかった。
試合をコントロールするのに苦労し、あまりにも多く相手にボールを与えていた。
選手たちはトライしたし、いいポゼッションをして、大チャンスもあった。
だが、1-1の状況で守っていて、2失点目のようなことをしていたら、全てをオープンにしてしまう。
ボックス内で2vs1になれば、相手はその状況を仕留めることができる。
問題は今の我々がこういう試合をコントロールできないことだ。
1-1の時に何度か大チャンスがあったが、この試合で一番失望したのは2失点目の守備。あれは起きてはならないこと。
(個人のミスなのか?)
チームのパフォーマンスは常に個人のパフォーマンスから成る。
2失点目のような守備はしてはならない。それが負けた理由だ。
あれがなければ、勝点1を得られていたはず。いまは何もない(勝点0)、全く違う気分だ」
アリソン
「今夜は何が間違っていたのかを熟慮しなければいけない。
2失点ともやっていはいけないものだった。2点目は自分がセーブすべきだった。
前線ではチャンスもあったが、この結果には本当に失望している。
これがプレミアリーグだ。息をつく暇もない。一戦一戦、戦っていくしかない。
勝点が必要な時にホームで悪い結果になればイラつくが、次の試合でそのイラつきを味わうわけにはいかない」
リヴァプールは11月2日にCLナポリ戦、7日にトッテナムとのリーグ戦を控えている。