開幕が目前に迫ってきたカタールワールドカップ。

同国は人権面で問題を抱えているほか、国土が狭いためにファンたちが負担する宿泊費用が割高なことも物議を醸している。

そうしたなか、『NOS』が気になる話を伝えた。

カタールのW杯組織委員会は、SNS上でのPRと引き換えに宿泊費と旅費を負担する契約を海外のファンたちと結んでいるという。オランダでは50人のサポーターがカタールの負担で現地に向かう。

その条件はサインした行動規範の順守だそう。

内容的には、SNS上でポジティブな貢献をすること、組織委員会の投稿にいいねをしてシェアすること、第3者による“不愉快な”コメントを通報することなど。

規約を順守しない投稿は削除されることもあるという。また、順守しないサポーターはカタールW杯組織委員会から契約を解除されうるとも。

元選手やインフルエンサーなどが主催者やスポンサーの負担でスポーツトーナメントに足を運ぶことは珍しくない。ただ、“普通”のファンの場合は別。熱心なオランダサポーターによれば、W杯主催者が今回のような無料招待をするのは初めてのことだそう。

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W杯組織委員会は、世界60か国のファンリーダーやインフルエンサーら400人が今大会に参加すると発表。主催者であるカタールは、W杯に出場する32か国から200人のファンリーダーが選ばれたとしている。

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