横浜FCからポルトガル2部のオリヴェイレンセにレンタル移籍することになったカズこと三浦知良。
TBS系列で放送されている「サンデーモーニング」でも55歳の海外挑戦を取り上げていた。
司会の関口宏さんから「カズさんとは張さんが話題になった時期がありましたね…(笑)」と聞かれた張本勲さんはこう答えていた。
「一時はもういいじゃないかと言ったことがあるけどもこれを見ると感心というか驚いてますよ。
これだけ長くプレーする選手は自分が納得するまでやるんだと。それで体が動いてるんだね。
この選手を見て契約してくれる、まだ動けるんだと専門家が見てるからね、2部でも契約してくれるんですよ。
ましてやね、外国に行ってね、いやぁ、プレーするなんてのは…あっぱれはまだやれないけどね、結果見ないと(笑)
いや、その精神力はすばらしい、褒めてやりたい」
2015年に当時だった48歳のカズが当時のJ最年長ゴールを決めた際、張本さんは「カズファンには悪いけれど、もうおやめなさい。若い選手に席を譲ってやらないと。団体競技だからね、伸び盛りの若い選手が出れないわけですよ」と発言したことが話題になった。
ただ、今回の移籍は実力が評価されて引き抜かれる従来の海外挑戦とはやや異なる。オリヴェイレンセは横浜FCを保有するONODERA GROUPが大株主となっており、両クラブは同じグループ傘下にあるためだ。
関口さんは「世界で初めてじゃないの。こんなことしてる人は」とカズの挑戦に感嘆。上原浩治さんが「55歳でサッカーですからね。あんだけ動くスポーツですから。それこそ自己管理しっかりされてるんだなぁと思いますね」と述べると関口さんは「じゃなきゃできないよ」と答えていた。