先日、元シリア代表でキャプテンも務めたDFアハマド・アル・サラーが、国内リーグでの行為によって永久追放処分を受けた。
現在シリア1部リーグのアル・ジャイーシュでプレーしている33歳のアル・サラーは、先月行われたアル・ワスバー戦でレッドカードを受けて退場していた。
しかしその際に審判につばを吐き、さらにキックで暴行するという事件を起こし、ピッチを離れる際にはプラスチックのイスを蹴り上げて破壊していたのだ。
そして先日シリアサッカー協会の規律委員会がこの件について話し合いを行い、アル・サラーに対して「永久追放処分」を言い渡した。
アル・サラーはピッチを去ったあともレフェリーに対する恨みの言葉や侮辱的な反応をしており、反省の意が見られなかったとも。
『BBC』などではその際の映像も公開されており、大きな話題を集めているようだ。
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なおアル・サラーはこの処分によってシリアでのサッカー活動すべてを禁止されるとのことで、指導者としてもプロ・アマ問わず競技に関わることができないという。