水曜日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン対マンチェスター・シティ。
この冬に両チームの間で取引されたジョアン・カンセロの古巣対戦ということもあって注目されたホーム&アウェイの2試合であった。
20日に行われたのはそのセカンドレグで、バイエルン・ミュンヘンの本拠地アリアンツ・アレーナで開催。37分にマンチェスター・シティがPKを獲得するも、それをアーリング・ハーランドが失敗した。
ただ57分にカウンターから抜け出したアーリング・ハーランドがダヨ・ウパメカノを抜いてゴールを決め、マンチェスター・シティが先制。
その後82分にバイエルン・ミュンヘンがPKを獲得して追いつくも、最終的には1-1のままで終了。2試合合計で4-1とマンチェスター・シティが勝利を収め、準決勝進出を決めた。
『BT Sports』に出演していたリオ・ファーディナンドは、この試合で主審を務めたクレマン・トゥルパン氏を批判したという。
リオ・ファーディナンド
「今日のレフェリーは好きではなかったね。私好みではない。彼は試合よりも自分のことを気にしていたように見えるよ。
ペナルティキックが与えられたことも信じられなかったよ。スタジアム全体が疑問に包まれていた。ルールでは、手の位置が自然でなかった場合にペナルティキックが与えられることが示されているのに」
また、同じく解説者のジョレオン・レスコット氏も主にペナルティキックの判定について苦言を呈していたという。
ジョレオン・レスコット
「厳しい。非常に厳しいペナルティキックだ。審判は必要以上に注目を集めたいようだね。あとから見れば、ペナルティキックによる演劇だ」
試合がペナルティキックの判定によって「演じさせられてしまった」という状況であったという。
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クレマン・トゥルパン氏は昨年のチャンピオンズリーグ決勝レアル・マドリー対リヴァプールを裁いたことで知られる40歳のフランス人審判で、この数年間数多くの世界的な大会で笛を吹いてきた実績を持っている。